ご質問をFAQにしてまとめました。また下記に記載されないご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
Q1. テレビチャンネルのシステムはどれくらいの費用で構築できるか?
Q1. テレビチャンネルのシステムはどれくらいの費用で構築できるか?
A. インターネット回線を除き、およそ60万円程度からになります。
ビデオファイルをプレイリスト再生するシステムに最低限必要になるのは、2つのサーバーもしくはパソコンとそれぞれにインストールするソフトウェア、そしてネットワークスイッチもしくはハブになります。
①プレイアウトサーバー
プレイアウトサーバーにAPCソフトウェアをインストールします。APCソフトウェアは海外製メーカーの製品を使用します。APCソフトウェアの価格は日本円にして約30万円程度です。
②配信サーバー
配信サーバーには配信用ソフトウェアをインストールします。弊社ではWOWZA Streaming Engineを推奨しており、月額$55のサブスクリプションになります。
この2つのサーバーに使用するソフトウェアは、高スペックな汎用パソコンでしたら問題なく動きます。
(但し、配信サーバーは配信サーバーからの直接配信をする場合には同時視聴者数に合わせたスペックが必要となります。)
またスイッチ/ハブも低価格のもので構いません。
現用系のみの最低システム概算は、
パソコン x2式 およそ30万円程度
APCソフトウェア およそ30万円
WOWZAサブスクリプション $55
ネットワーク機器 2万円
となり約60万前後の費用感となります。
弊社ではお客様のご要望に合わせて、サービス範囲を決めさせて頂いております。機器/ソフトウェアの手配、インストール作業、サポート、もしくはコンサルタントのみといった形でも対応させて頂きます。
Q2. ライブ(生)番組を編成することは可能か?
A. 可能です。CMアンタイムテイクといったテレビ生番組運用が可能となっております。
弊社がご提案する海外製メーカーのAPCソフトウェアは、Blackmagic等のSDI/HDMIカードでのライブ信号入力が可能です。
またライブストリーミング信号を入力することも可能です。
生番組送出オペレーションはAPCソフトウェアのGUIで行うので複雑な作業は必要としません。プレイリスト上に素材時間尺を決めないライブイベントを組み、ライブ終了時にクリック操作で次のビデオファイルを再生します。
また弊社では低予算での番組制作スタジオ構築提案も承っておりますので、合わせてご相談ください。
Q3. 同時に何人の視聴者が見ることが可能か?
A. 何人がアクセスするかの予測を立て使用するCDNサービスを決めることになりますので、制限をご提示するのは難しいです。
電波を利用したテレビ事業との最大の違いが、同時視聴者数の考え方になります。電波は受け取るまでの制限がありませんので、同時に何人の人が視聴できる環境になりますが、インターネットは制限があります。
独自にCDNサービスを使用して回線帯域を確保することも可能ですが、現在ライブストリーミングをサービスする会社が複数あります。
例として、Ustream、Youtubeライブ、Livestreamなどがあります。これらのサービスは無料でも使用できる範囲があるので、まずこういったライブストリーミングサービスを使用してテレビチャンネルを開始することが出来ます。
例として、Ustreamでは有名アイドルグループが6万人を超える同時視聴ライブを行っています。
Q4. 最大解像度は?4Kは可能か?
A. 現在のところHD解像度までの対応となります。
コンテンツをプレイリスト再生させるAPCソフトウェアの対応がHD解像度(1080i)までとなっております。
※弊社サンプルTVの"Dropsテレビ!"はSD解像度(720x480)となっています。
また4Kですが、Flash RTMPでのライブ配信のみであれば対応は可能ですので、是非お問い合わせください。